2017-10-21
October,2017記。
久しぶりに盛岡へ行った。
岩手県立美術館の「花森安治の仕事」展、間に合った。
第3期常設展、チチ絵数点が最高の環境でのびのびと展示されていた。
展示されていたのは、20年間、実家の2階の狭苦しいところに温度湿度無視でぎっしり隙間なく押し込められていた絵画たちのほんの一部である。
私はその絵たちとずっと相部屋生活だった。
「いつまで経っても油絵のシンナー臭さが抜けないこの部屋で、日の目を見ない大量の絵画たちと共に、このままゆるやかな一家心中の如く私も絵も朽ち果てていくのだろうか……」と、暗澹たる気持ちで生活していたのはほんの少し前までの話だ。
水面下でやれることはやりながら、じっと待つ……という日々は、必要だったのだろうが、無駄に終わる場合もあるのだろう。
直利庵のあったかい鮎そばは季節もの。お勧めだ。
光原社で菜箸を買った。
盛岡は第二の故郷である。
↓私と盛岡の蜜月期を書いた記事はこちらをぜひ。
↓久慈愛についてはぜひこちらを☆
関連記事
コメントを残す