toggle
2006-03-01

エキストラってきた話

2月某日、フラガールのスタッフからエキストラ依頼の電話がきました。ミーハーなもんで、ドッキドキワックワクしながら撮影日を心待ちにしていました。
初参加した北茨城のロケ現場では、メイクさんにいきなりおばちゃんパーマの「ヅラ」を被らされ、片方だけ眉を黒く描かれてびっくりでした。衣装さんが古着の山の中から選んでくれたよれよれのジャージのズボンにひよこ色のセーターと薄汚れた割烹着という、森三中のコントみたいな格好で待つこと7時間。ようやく出番!と思ったらプレッシャーで変な汗が出まくりでした。その日はエキストラの数が少なかったため、エキストラ1人ひとりの動きにも細かいチェックが入りました。
「わかってますか?かなり切迫したシーンですよ…泣いてください、ちゃんと芝居してください!」。助監督が何度も走ってきては私を含む素人たちに演技指導するのでした。そういえば、エキストラやるためにわざわざ名古屋から来た謎のおじさんも混じってましたね。…時刻は深夜0時半、気温は氷点下。しずちゃんはNGのたびにうめくような号泣を繰り返し、すぐそばで富司純子さん等ベテラン俳優たちが役に入り込んでいる中、私はじいちゃんが死んだ時のことを思い出し涙を誘導しようと試みたのですが、こういう時に限ってどうしようもないおかしさが込み上げてきて、嘘臭い泣き真似をするので精一杯でした。
2度目に参加した小名浜漁協でのロケは大勢のエキストラで終始和やかムードでした。フラガールのショーを観ているうちに踊り出すちびっこたちの自然な演技に脱帽!今の子って恥ずかしがったりしないのね。天性のパフォーマーね。このシーンをあとで映画館で観るのがすごく楽しみです。ついでに自分の安っぽい芝居がちょっとでも画面 に映ってたらDVD買います、もちろん。
★ 2006.3「日々の新聞」より


関連記事