草々花々つれづれ。
畑関係報告。
松丸の畑②号。
たった数日で畑、緑化。
草取りとの闘い。
この時期の日中の屋外作業は身の危険を感じる。
……畑で倒れている身元不明の中年女性が、朝方田んぼを見回りに来た近隣の老人に発見されました。着衣に乱れはなく、農作業中に熱中症で意識を失ったものと思われます。すでに呼吸はしておらず……現在病院で……とならないよう注意したい。
畑を管理してるTおじさんに、「実は、あんたに畑は無理だろうし作物も育たないだろうと思ってた」と今さら告白された。
「だから、農作物を育てて収穫する喜びをなんとか味わわせてやりたいと思ってさ」と、Tさん。
親切。
ありがたい。
庭先で種から育てていた紅花のポット苗をひと畝分植えるだけだったのに、Tさん自宅から耕運機を軽トラに積んで持ってきて、植える場所を丁寧にうなってくれた。
過保護。
ありがたい。
私が苗を植えている間、Tさんは畑の草取りをしてくれていた。
農家さん的には、自分の管理している畑が草ボーボーだと近隣の人目について恥ずかしい、という感覚があるようだ。
私自身はそんなに恥ずかしくはないのだが、やはり気をつけたいところだ。
芽が枯れて畝に空きができた箇所に、自宅で育てていた綿花のポット苗をあらたに補充した。
時期的には1ヶ月遅い植え付けだが、なんとかなるだろう。
日在の畑①号も、苗を補充。新旧合わせて60株を育成中。
ここはかなり心配要素ありな畑だったが、一部の苗は元気に育っている。
東小高の畑③号も苗補充。
3つの畑の中で種まきがいちばん遅かったのと、過酷な環境のため育ちは遅い。
しかしそれなりに育ってくれたらそれで良い。
特に肥料もあげないつもりだ。
同僚のKさんが休日に水やりしてくれた。とても助かる。
両手にペットボトルを持っている人を見ると条件反射でショーケンを思い出させる(動画35分あたりから)。
別の地域は洪水で大変なことになっているが、こちらはもう少し雨がほしいところだ。
灯台もと暗しで、庭の紫バジルが水不足で枯れてしまったではないか。
しかしながら、小さな庭で毎日何かしらは収穫できるので家計が助かる。
そして近所の直売所でまた苗を購入。
早速植えた。
悲しいこと、報われないこと、やるせないこと……怒り……。
土や草花と向き合っていると、不思議と楽しくない感情ばかりどんどん噴き出してきて、自分でも受けとめきれなくなる時がある。
と同時に、花を愛でちゃったりして、私、心の余裕、まだあるなと確認できるのが「園芸」という作業でもある。
そしてそして日曜日の早朝、日照り続きのため水やりに松丸の畑へ向かった。
あれっ?!草がない!!びっくり仰天!!
こ、小人さんが草取りやってくれたのかなっ?!
藍と紅花(右奥)も、なんだろうこのスッキリ感。
手入れ、してくれたのね。
朝日を浴びて輝く綿花畑にうっとりとしてしまった。
(1枚目の写真と見比べてほしい)
これはきっと追肥までしてくれてるな……。
Tさんありがとう。
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