HAWAII MAY,2016④
わざわざハナウマ湾まで行かなくても、クヒオビーチのシュノーケルで結構満足できる。
ワイキキ東の端のパークショアホテル前のこのあたりから東隣のクィーンズサーフビーチ、カイマナビーチまで、手軽に楽しめるお魚スポットがたくさん。
カイマナビーチは珊瑚礁にたどり着くまでちょっと水深があるので、溺れ防止のためにamazonでポチった安いエアジャケットを着けて泳いで行けば、素晴らしきお魚天国を垣間見れる。ここのビーチはトイレがないため(ニューオータニカイマナビーチホテルのトイレは宿泊者のみ使用可)、頻尿の方は手前のカピオラニ公園のトイレで済ませておくことをお勧めしたい。
ロイヤルハワイアンホテルの朝食ビュッフェ。
ギリギリ遅めの時間に行って朝昼2食分しっかり食べ、その代わり夜はカップうどんにするなど、メリハリをつけて節約する。
鳥がかわいい。
ウクレレを試し弾きさせてもらった。
値が張るものはやはり音が良かった。
ハワイアンコアは自分の声に合わないかも、と思っていたが、いえいえぴったりじゃないですか。
ハレクラニホテルは叶姉妹の定宿らしい。
ハワイ滞在中、腰が悪くて入院していた祖母の危篤の知らせを受けた。脳梗塞で意識不明だという。
帰ろうにもに帰れないため、祖母を伯父に託した。
帰国後、成田からまっすぐ病院へ向かった。
祖母は生きていた。しかし、声をかけても、手を握っても、反応はなかった。
息をひきとるのも時間の問題だった。
ハワイの抜けるような青い空とやさしい波の音の記憶が、灰色の暗い病室に響き渡る祖母の苦しそうな呼吸音にかき消され、激しいコントラストに頭がクラクラした。
一旦帰宅し、仮眠を取っていたら、明け方に病院から電話あり。
病室に入ると、医師とナースが「ちょうど今息をひきとったところです」とおじぎをした。4:46。
旅の余韻に浸る間もなく、火葬、通夜、葬儀と続き、今これを書いている今日は、ちょうど初七日。
祖母に申し訳ないような、複雑な気持ちだ。なるべく苦しまずにこの世とお別れができたのなら、良い。
渡航前までピンピンしていて食欲も旺盛で「お出かけ、行ってらっしゃ~い」という感じだったから、まだ現実味がない。
1年半という短い期間だったけど、最後は一緒に暮らせて楽しかった。
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