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2015-04-22

語ったつれづれ。

岩手から学芸員さんたちが調査にいらっしゃった。

私は話せるだけの父のエピソードを話した。

エピソードの数々が奇想天外YOSHIKI伝説で、話しながら自分の虚言を疑った。いや、事実なのだがいまだ完全に受け止め切れていないせいか、話せば話すほどに心身が消耗していった。しかし、学芸員さんたちはほぼ自分と同い年くらいのさばっとした女性で、全体的にはすごくフィーリングが合い、楽しい時間を過ごせた。

来月かさ来月の頭には、うちにある作品のほぼぜんぶを大型トラックで岩手の美術館へ運び入れ、整理・選別をするようだ。

今回は、自分でもおどろくほど流暢に、語彙豊富に父のことを語ることができた。これまで経験値を多少積んでいたから語れたのだろう。あと10年開催が早かったら私は感情に流されて父のことを何も語れなかったはず。

今回の展覧会は、ずっと父の仕事を見守っていた盛岡のギャラリーオーナーU氏に喜んでもらいたい、という思いが個人的に強い。体力的にギリギリかもしれないが、観に来てもらいたい。それでひとまず役目を果たし終われる。

 

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学芸員さんからいただいた「かもめの玉子 いちご」。ピンク色の美味。


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