レコーディングつれづれ。
春日部に初のレコーディングをしに行ってきた。
これまで何度かライブのサポートをしていただいている楽団エウロパの助教授氏の自宅兼スタジオにて、朝からレコーディングスタート。
ヒグちゃんと交代でレコーディング部屋に入り、作業は進められた。レコーディング部屋はクーラーなしの密室だったため、歌や演奏に集中するうちに暑さで脳がやられ、別室からマイクを通してヘッドフォンに入ってくる助教授の指示内容もだんだん理解できなくなり、時おり危険な領域へ。
レコーディング部屋から出るたびに箱入りガリガリ君でクールダウン。
小型のMTRかiPhoneを使った宅録しかやったことがなかったから、今回のレコーディングは目から鱗。助教授氏、やっぱりプロね。今までの自分の宅録の仕方がバカみたいに感じる。
スムーズにいけば1日で4曲くらい録れるかなと思っていたが、1曲の音録りに結局5時間ほどかかってしまった。なので、夜までに2曲がやっと。という訳で、だいたいの手順はわかった。
そしてヒグちゃんも、うなじと両乳に保冷剤を仕込んで灼熱レコーディング部屋に挑んだものの、やはり時間の経過とともに言葉少なに……。しかし妥協せずにベストな音を残してくれた。
第三者的に淡々と音をまとめていく助教授が今回は大変頼りになった。
帰りの運転は3回仮眠を取らないとあぶない感じだったが、心はとても充実していた。コンビニ駐車場の、仮眠中の大型トラックに挟まれ、見知らぬ地で切れぎれの眠りにつく私……。何にも代えがたい、しあわせ。完全に on top of the world な心境……。とっさの英語フレーズ頻出の”I did it !”、”I finished !”、”Awesome !”、”I made it !” をようやく使うチャンスに遭遇、自分の中で。下道を通り、夜明け前、着。
私の方は、曲中に挿入する音源制作という新たな仕事がまだ残っている。それを助教授にお渡しして曲に入れ込んだあかつきの、最終的な音の仕上がりが楽しみである。
さらにその音源をマスタリングする重要作業が控えている。最終のマスタリング如何で音の生き死にが決まってしまうという信憑性高い情報をネット検索で知った。そしてその後、音源をどういう形で配信するかは、追々考えたい。
さらにあと2~4曲くらい、レコーディングしたい気持ちがある。
この日、9/19(月・祝)のライブの打ち合わせもするつもりだったがぜんぜんそっちまで頭がまわらずだった。でもなんとなく構想はできているから大丈夫な気がする。
9/19(月・祝)「HIGH BRICCO MEETING Vol.60」@下北沢?CCOのお知らせ
秋の夜長に、しっとりと大人の雰囲気で、BLUE NOTE TOKYO感を出していこうかいくまいか、考え中である。
初の2マン。
ご予約、お待ちしています。
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