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2016-07-09

せんきょ

明日の参議院選挙のことを思うと緊張で心臓が止まりそうになる。期日前投票をするつもりだったが、やっぱり明日の投票日に投票に行くことにした。

敏感な人たちは今回の選挙の結果がどれだけ日本や自分たちの人生の明暗を分けることになるか気づいているのだと思う。そんな大げさな、大丈夫だよ~と笑ってやり過ごしたい気持ち山々だが、私も結構敏感なほうなので、気づいてしまっている。

本当なら明日は下北沢でライブする予定だった。しかし、自分らしくないあり得ないミスで出演できなくなり、今夜泊まる予定だった宿もキャンセルし、代わりにユーストリームやツイキャスで東京都やその他応援している選挙候補者の演説を見ていた。この予定外の状況も何かのめぐり合わせ。だから明日は選挙に行く。

世の中も、自分も大きな変わり目にいる。

まず自分が変わらなければならないと思うのだが、まだまだ執着が抜け切れない。発言に説得力の出る生き方をしたいと思うのだが。

末期がんで苦しんでいた祖父が、モルヒネの幻覚の中で「大変だ!北朝鮮が攻めてくる、中国が攻めてくるから早く隠れろ!」と真顔で訴えていたのを思い出す。「それは大変、急いで隠れなきゃ」と私は幻覚に付き合った。その3日後に祖父は他界した。祖父はシベリアに出兵し、抑留されていた過去がある。元気だった頃もお酒が入ると酷かった戦争の話ばかりしていた。そして最後まで戦争の記憶に苦しんでいた。
もし、シラフの状態なのに、戦争の本当の酷さを知らないのにそんな戦時中のような幻覚に振り回されている人たちは、その楽しくない幻覚を引き寄せて現実化してしまう前に、早く手放せばいいのにと思う。こっちまで巻き添えを食らいたくない。あなた方の恐怖を煽る本当の正体は何か、ということだ。
人類はすでに絶滅危惧種で、急激に絶滅の方向に進んでいく流れというのは生物学的には自然なことなのかもしれないが、その流れに巻き込まれるのは嫌だ。自分は進化したい。

 

 

せんきょだけは必ず行きましょう。
つつましい人々のしあわせが遠くへ行ってしまうのを防げるかもしれない。

 

 

先日、ふと思い出して検索したら、写真家の愛輔さんのblogに記録が残っていた。平工の避難所では主に津波で家を失った豊間・薄磯周辺の人々が避難生活を送っていた。この時、平工周辺の放射線量はまだ0.26μSv/hくらいあって、玄米おむすびを握りながら三宅氏といろいろ話したのを覚えている。

http://ameblo.jp/aisukeblog/entry-10912585486.html


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