2nd台北②
「台北當代藝術館」へ行ってみた。いわゆる現代美術館。
「史金淞:個人設計博(Shi Jin-Song:A Personal Design Show)」という展覧会が開催されていた。
「研ぐ、削ぎ落とす」という作業が興味深い作家だった。
金城武が出演している自主映画みたいなロードムービーの作品がバカバカしくて面白かったな。
台湾のアーティスト「TzChien慈謙」さんの弾き語りを拝聴。
レベル高い。
↓ぜひ聴いてみてほしい。
休日の屋外無料イベントになかなか人が集まらずスタッフがさくらになったりして苦労していた様子は日本のどこかで見た風景。成果報告(Web UP)用に、複数参加者がいたような写真をスタッフの女性が工夫して撮っていた。
しかし、6月の台湾はこんなに暑いのね。8月あたりはもっとすごいのだろうか。
保安街。
赤峰街。
赤峰街は、エンジン、モーター関係の職人の街のようだ。
近年、女子ウケするカフェや雑貨の店が増えつつあるようだが、やはり油臭い街の印象のほうが強かった。
中山駅近くのジュース屋。つげ義春と息子さんが出てきそうだと思った。
迪化街で発見。
慈聖宮。
この寺は龍山寺ほど混んでいないが、安置されている仏様の種類とクオリティーは龍山寺のそれと変わらない。
線香を買うと、ボランティアの女性が内部を案内してくれた。
マイペースでゆっくりまわりたかったのだが、女性がつきっきりで参拝の仕方をレクチャーしてくれたため、各部屋にいらっしゃる仏像の写真を撮ることができなかった。
メインの仏様。
前回泊まった宿の近くの普願宮ふたたび。
人間の完成された姿って、こんなイメージ。
中山駅地下に書店ばかりがえんえんと並ぶ地下書街というのがあった。
火花、売出し中。そろそろ読もう。
文壇で活躍してる人を見ると、すごくうらやましい。自分から良い作品が出て来ないつらさ。もう書けないのに諦めきれない。なんだかんだ、毎年賞には応募していて、こっそり落ちてる。才能がないなりに、死刑宣告されたような絶望感は毎回しっかり襲ってくる。ひじょうにみじめ。落ちた原稿は誰にも見せちゃいけないと思ってる。確かに、読み返すと全然イケてない。環境を変えないとダメかもしれない。もう私は実質的に死んでいる。
逃避と迷いと疑いの人生である。それはそれでエネルギーを使う。
旅はちょっと良いものかもしれない。1人で旅しないと旅する意味がない。きゃぴきゃぴと女の子グループで行っても私にとってはたぶん意味がない。
金子光晴の気持ちが少しわかった気がする。
今回の旅のお供は沢木耕太郎だったが。
2nd台北③へつづく→
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