toggle
2016-04-27

TAIPEI②

写真は順不同。時系列ではありません。

 

迪化街。じゃなかった、赤峰街。
街の名前が淫靡で好きです。

 

永楽市場前。

 

慈聖宮小吃街。

 

廃墟化している建物。

 

三元號。サンユエンハオと呼ぶらしい。
人気店で、お昼時と夕方はとても混むようだ。

 

魯肉飯(リーローファン)。ご飯に染みた汁と甘く味付けされたそぼろ肉がめちゃめちゃおいしい。青菜もこれまた美味しすぎる。八角のむっとする香りも慣れるとクセになる。これで150円くらい。
食べることは嫌いではないのだが、食が細く、油っぽかったりちょっと異質なものを食べるとすぐに消化不良を起こすため、もちろん日本から胃薬整腸剤を持参して不測の事態に備えていた。台湾の屋台の食べ物はひどいという噂も耳にしていたので、ある程度覚悟はしていた。それでもファミレスやホテルのレストランみたいなところで食事するのはつまらないから避けよう、なるべく屋台で食事しよう、と臨んだ台北旅。
しかし、台北に着いた翌日あたりから「あれ?私、台湾の食べ物大丈夫みたい?」と気づき出す。大丈夫どころか、ものすごく美味しいではないか。「食べることが楽しい」という感覚は日本で味わったことがなかった。昼ご飯を食べ終えるとすぐに夕飯が楽しみすぎてわくわくしてしまう、この感覚。孤独にグルメ。

どうやら、この国の食べ物は意外にも自分に合うようだ。隠し味の漢方系のスパイスなどが、身体を元気にしてくれる実感があった。

 

寧夏夜市沿いの餃子専門店で食べた水餃子入り酸辣湯。日本円で180円くらい。高級な飲食店で食べなければフルコース200~300円以内で充分済んでしまう。富豪になった気分になる。

 

國立臺灣大學近くの「海邊的卡夫卡」。
村上春樹の大ファンであるオーナーが経営しているお店らしい。

 

店内インテリア、BGMも春樹テイストで、落ち着ける。
お客さんはコーヒーを飲みながら分厚い本やノートPCを広げて勉強中の大学生が多かった。台湾大学は超絶頭の良い大学だと聞いている。

 

70~80年代の日本の喫茶店みたいな、ゆったりした時間が流れる良い雰囲気のお店だった。

毎週末はライブイベントが行われているようだ。
YouTubeで見たが、かなりいい感じのアーティストがライブをしている。
私もここでライブしたい、と思った。お店と自分の音楽性との相性は良さげ(と勝手に思った)。

 

書籍スペースには面白そうな本がたくさん。
台湾語は中国語より画数の多い漢字だけで(良い意味で)ぞわぞわくる。
漢字一文字がひとつの「詩」になっている。
台湾語が読めたらいいな。

 

台電大楼駅近くの宗教施設。

 

中山駅近く。台北の隣の中山駅周辺は都会的で、割りと綺麗だ。
最終日の前夜、着替える服がなくなってしまい、この街のファストファッションの店で2枚500円のTシャツを買った。

 

重慶北路。この辺りは問屋街。通りには工事現場の資材の問屋が並んでいた。

 

MRT(地下鉄)。東京の地下鉄より綺麗で快適。
乗り方もぜんぜん難しくない。

 

悠遊卡(ヨーヨーカ)。Suicaのようなカード。これがあれば地下鉄、バスもスイスイ。
空港の自販機でも使えた。残金が残っているけどまた来たいからそのままにしておいた。

 

漢方問屋の街、迪化街の外れの漢方薬店になんとなくの勘で入ってみた。
日本から持参した、自分用の漢方薬の処方箋を書いた紙を店員に見せたら、店員が漢方薬医のおじさんと何やら話をした後、店員が店の奥からそれらしき薬を持ってきてくれた。

 

写真は許可をいただいて撮影。かっこいい。
こういう仕事、したかった。私はずいぶん昔から漢方薬が好きなのである。
薬剤師の免許を取るべきだった。

 

これが欲しかった。日本の半額くらい。助かる。
追加で薬が入り用な場合は台湾から送ってくれるとのこと。

 

永楽布業商場。戦前のレンガ造りの古い建物の中にある布問屋街。
布だらけの景色が果てしなく続く。ユザワヤ何十個分くらいの面積がある。
各店の奥に、似たような佇まいのおじいさんがひっそりと座っている。どの店もそんなに激しく売れている様子はない。
火事になった時、逃げられなそうで心配だ。

 

保安街。

 

保安街の慈聖宮というお寺。うちのベスにそっくり。

 

拝みに来ていた人々の見よう見まねで参拝してみた。
結局手順を覚えきれず、半分自己流で儀式を済ませた。
ノーチェックだったがこのお寺は強力なパワースポットらしい。

 

宿の隣組の家。

のちほど加筆修正したり写真を差し替えます。

TAIPEI③へ続く。


タグ: , ,
関連記事