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2016-02-14

○○に穴をあけた日つれづれ。

 

私が使っているウクレレは、国産のFamous FS-1という初心者用モデル。
高級品ではないが音は良いと思う。まだまだビギナーなので自分にとってはこのクラスのものでちょうど良い。
しかし、ライブに使うにはパワーが足りないのも確かだ。
それで、新しいウクレレのコンサートタイプをずーっと探していたが、だんだんと、中途半端なグレードのをもう1つ揃えてもしょうがないなと思い始めた。
潔くあきらめ、ヤフオクで出品者手作りのウクレレ用ピエゾピックアップを落札し、今使っているウクレレに取り付けることにした。マイクで音を拾うよりも確実に音量はUP&安定するだろうし、ステージで動き回れるようになるのが良い。

 

創芸工房さんに穴あけ用の電動ドリルを借りにいったら、オーナー鈴さんがその場でウクレレのエンドピン部分に穴あけをしてくれた。
ウクレレの尻のあたりに使われている木材の、予想外の分厚さに、鈴さんとともに驚いた。

 

穴あけが終わるのををじっと待つ。
鈴さんは明日、サンシャインマラソンに出場するのだそうだ。

 

茶飲み話をしに来ていた常連の皆さんとともにコーヒーとケークサレをいただいた。
そういえば最近あまり人としゃべっていなかった。

 

無事にピックアップを取り付け、自宅に持ち帰り、弦を張りなおし、試しにアンプにつないで音を出してみた。
なるほど。
何をどう調整したらいいのかわからないが、間にプリアンプを入れたほうが音がやわらかくなる。ストレートでは音がキツすぎて厳しそうだ。

弦を替えただけでも音がだいぶ変わってしまい戸惑う。一気に不安が押し寄せる。

そういえばリズムマシンを買ってみた。しかし所詮機械だ。あてにはならない。
生身の人間のリズムマシンが理想だ。

 

 

今回の詩集におさめた短編小説を推敲するにあたり、どうしても見ておきたくてYouTubeで3.11津波の動画を立て続けに再生した。普段は避けている動画だ。
かなり生々しい内容のものがたくさんUPされていて、思っていた以上にショックを受けた自分がいた。
一言で言えば、おそろしかった。
でも時々はショックを受けないとダメなのかもしれない。少しは目が覚めた気がする。

 

「畑を逃げている人たちは全員助かっています」と説明書きがあるこちらの動画をひとつだけ貼っておく。
(無理して見ないでほしい。)
自分も危ないのに引き返して人を引き上げる(そして波にのまれかれる)おじさんの行動に涙が出た。自分にはきっとできないだろう(できなかった)。
おじさんが本当に助かっていることを願う。


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