盛岡へ。
岩手県立美術館に行ってきた。
盛岡、何年ぶりだろう……。
岩手県立美術館 コレクション展第1期 特集:没後20年 松田松雄
日時 2021年4月30日(金)ー7月18日(日)
場所 常設展示室
2018年以来だったわ。
没後20年だったことに、はっと気づいた。
ここ数年、自分のことで精いっぱいで、父のWeb関係やグッズの管理なども放置していた。
2015年の大きな展覧会が終わってからは、(小さな企画展はあったが)そろそろまた展覧会を開催しようなどと、頭に浮かぶことさえなかった。
しばらくは自分で企画展を開催する気はないと思うが、父のことを思い出させてもらえてちょうど良かった。
父絡みのこまごましたことに取りかからなければ……。
予想していた以上に展示規模が大きかった。
広いフロアに作品が映える。
直接観に行く方の楽しみが薄れてしまうので、一部だけUPしておきます。
常設展は、他の作家の作品もかなり充実している。
フロアも広い。
常設展示室だけでお腹いっぱいになる。
ぜひ観に来てくださいと言えなくてツラい。
コロナちゃん~~。
せっかくの盛岡だったが、観光もせずにトンボ帰りだった。
立ち寄ったのは大好きな川徳デパートと、カンパーニュさんだけ。
本当は、あっちもこっちも行きたかったし、つなぎ温泉か花巻温泉あたりに泊まってゆっくりしたかった。
陸前高田にお墓参りにも行きたかったし。
だが、極力感染したくないし、させたくもないから、早々に帰途に就いた。
今回、twitterでつながりのあった魔女菅原さんのパン屋さん「カンパーニュ」にやっとお伺いできた。
以前から、父の作品のことを時々ブログに書いてくださっていて、機会があったらぜひパンを買いに訪れたいと思っていたのだった。
それに、最近菅原さんをよくTVでお見かけするようになった。有名な方だとわかってきたのは本当にここ1~2年で、TV出演情報などもそんなに細かくはチェックしていなかった。先日ダウンタウンの番組に登場し、陸上競技場でトラックを走りながら、軽トラの上で板前が握る握り寿司を食べていた時はびっくりした。毎週観ていた「プレバト!!」でも芸能人たちに違和感なく混じって堂々と俳句を詠まれていて、これまたびっくりだった。
生の菅原さんは、謙虚で飾らない雰囲気の、本当に素敵な方だった。
天然酵母、本格志向のパンも、もちろん美味しかった♪
BCCKSにて、松田松雄の幻のエッセイ「四角との対話」が発売中です。
紙本、デジタル本、どちらもBCCKSからネット購入可能です。
立ち読みできます。
紙本がおススメ。
無料会員登録していただればカード決済等でご購入可能です。
amazonでもKindle本販売しています。
●本の説明
画家になると宣言して10年。40代にさしかかった松田松雄(1937-2001)がいわき民報に連載し、「私小説的美術論」として高い評価を得た、原稿用紙330枚分の随筆「四角との対話」。夕刊連載から36年後の2015年秋、ついに娘・文の手によって父親が中断した書籍化を実現。精神の求道者・松田松雄の創作の原点に触れる「独白」のかずかずが、清冽な地下水となって読む者の魂の奥底に届く――。
↓過去記事
※「四角との対話」の校正を手がけてくださった元・いわき民報編集長の吉田隆治さん(タカじい)が父の件をブログに書いてくださいました。
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