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2014-12-06

Hawaii Hawaii Hawaiiスーパーバリュー・パック・ダイジェスト版

ハワイ旅をざっくりとまとめた。

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カピオラニ王妃はシンガソングライターでもあった。
もともとそんなに高貴な家柄の出ではなく、17歳の時に30も年上の殿方の家に嫁いだり、王との再婚を周りに反対されるなど、ご苦労された方だ。

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朝日がダイヤモンドヘッドから昇る。
この景色を部屋のラナイ(ベランダ)からひとり占め。
一つ星ホテルだったが、星の数に惑わされてはいけないと思った。

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一つ星でこの景色はプライスレスと言っても過言ではない。
目の前にはスーパー・パワースポット、カピオラニ公園とホノルル動物園。
この動物園はゆるい。日本の動物園・水族館生き残り戦国時代における各館創意工夫の状況と比べると、館内メンテナンス含め本当にゆるいのだ。
私が行った時、看板に描かれているメインの動物はほとんどいなかった。日本だったらクレーム必至だ。
でもそこが良いのかもしれない。
写真は切れてしまっているが海もしっかり眺めることができる。
夜は真っ暗。

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夕日がクヒオビーチ沖へ沈む。

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西オアフのマカハ岬沖、水深40メートルの海にいきなり飛び込み、夢中でイルカを追いかけるツアーに参加した。
イルカの泳ぐポイントから外れると船で群れを追いかけ、また飛び込む、の繰り返し。年輩の参加者の方は疲れてしまったらしく、途中から海に飛び込むのをやめた。
私は気がつくと人の群れをなぜかいつも外れていて、海面から顔を出すと海原にポツン状態。
この日は近くにサメが出たとの情報もあった。
サメに食われて死んだら本望な気もする。でも丸呑みされて窒息するのは苦しそう。失血死がいい。
必死でイルカを追いかけた海の中では、臨死体験にも近い、言葉にできない光景を見た。
イルカ50頭の群れと泳いだ体験は「神秘」という言葉が陳腐に聞こえるくらい人生におけるインパクト大な事件だった。そしてイルカはかなり高度な生き物だと感じた。もっとイルカを知りたいと思った。

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水族館でもないのに、一斉にスピンやジャンプを繰り返す野生のイルカたちには驚いた。
純粋に遊びでやっているのか、人間へのサービスなのか。
イルカのユーモアの感覚、そして知能の高さをしっかりと見せつけられた。
イルカと泳いだあとは、ホヌ(ウミガメ)の生息ポイントへ移動し、ホヌと泳いだ。ハワイではホヌは神様扱いなので触ってはいけないのだが、むしろホヌがこちらに近づいてくるためよけるのが大変だった。
ホヌと泳ぐなんてありがたすぎて、こんなことが許されていいのか恐縮した。さらに、摩訶不思議な形の珊瑚で埋め尽くされたポイントへ移動し、カラフルな魚たちと泳いだ。昔のオーランドブルームに似たお兄さんが素潜りで深いところまで潜っていき、パンくずを散らすと魚が異常に集まってきた。美しい西洋のお兄さんと熱帯魚の戯れは、実写版リトルマーメイドのワンシーンのようであった。
しかし、パンで人工的に餌付けするのはあまり良いこととは思えなかった。
イルカに特別な思い入れがあった訳ではなかったが、今年の夏頃から自分の芸名を「森いるか」か「森イルカ」に改名しようと思っていた。
改名のタイミングを失ってしまったのと、画数を調べたらあまり良くないため踏みとどまっている。
世界にはまだまだ「しようと思えばできる」奇跡体験アンビリーバブルがたくさんあるのだろう。
落ち込んだ時は、広い世界のことを考えようと思う。まだ知らない多様な価値観を想像しよう。
そして、日本のメディアや政府やなんやかんやに日々押し付けられる、時には息の根を止められそうになるくらいの未熟で稚拙で恐怖に満ちた偏向・退行型の観念を軽々と突破したい。
本当に、まだまだだ。

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東オアフ、マカプウ岬の入り口。はるか遠く(男の子の頭の左上の突起)に「ペレの椅子」。
あそこで恋愛のお願いごとはNGだ。

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マカプウ岬へ。

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マカプウ灯台。
あおが、蒼い。

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手前は、ちょっと波が荒いマカプウ・ビーチ。突き出ている岩場がパワースポット、マカプウ・ヘイアウ。
そのずっと奥の白く長い海岸線はウェディングの撮影でよく使われるワイマナロ・ビーチ。

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クィーンズ・サーフ・ビーチパーク。
ここは同性愛の方が集う場所として世界的に有名だ。ラブ&ピースにあふれた空気が漂っている。私のすごく好きな場所だ。
写真を撮ったら嫌な顔された。当然です。ごめんなさい。

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ホテルのプール。
この親子は明らかに血がつながっていない。
しかし、愛にあふれた、まぶしいスキンシップが繰り広げられていた。
人類皆OHANA(家族)。

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この日はビーチで本気のビーチバレー公式試合が開催されていた。
望遠レンズ持ちの気持ち悪い男性はここにはいなかった。良かった。

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連日お天気が良かったので、朝昼夕とシュノーケルな旅だった。
アラモアナ・ショッピングセンターには行かなかった。

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ワイキキビーチ正面にある「魔法石」にお願いごとをした。
そこがパワースポットと知れば、お願いはしまくりなのである(叶ったらお礼参り)。
セレブのモデルには語れない「超庶民感覚の」「貧困女子(?)でも楽しめる」ハワイ本を書きたく思い、準備を始めている。
「ハワイしか行ったことないんでしょ?」「え?オアフ島しか知らないのにハワイ語ってんの?」みたいな上から目線のお声がすでに幻聴で聞こえてくる(統合失調症か)。
写真を撮り忘れたり、気になる場所もあるので近々もう1度取材を兼ねて行けたらいいなと思っている。


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